これまでのあゆみ

Our Past Progress

地域の親子を支えるくすくすの活動は、
2001年子どもたちの幸せを願う有志による小さな勉強会から始まりました。

  • 2002

    四国初の子育て広場を
    自主事業としてスタート

    一番初めの子育て広場のスタートは、一軒の小さな民家でした。
    有志のメンバーが資金を出し合い善通寺市生野町の民家を借りて、親子が自由に立ち寄ることのできる場所である「親子のセカンドホーム」を開設しました。

    有志が協力し合って親子が安心して過ごせるようにとリフォームをしたり家具をそろえたり…くすくすの想いや活動に賛同してくださる親子や地域の方々の応援もいただきながら親子と親子が出会い、仲間とともにみんなで子育て‧子育ちし合うみんなのセカンドホームがスタートしました。

    エピソード

    くすくす誕生!

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    くすくす誕生!

    有志と共にNPO法人を設立し民家で子育て広場の開設準備をしている時、私は大学生でした。
    親子が安全に使えるようにと民家をDIYしたり、裁縫道具を持ってきてカーテンの裾上げをしたり、固い床にマットをひいたり…
    ここでどんな楽しいことが始るのだろうとワクワクしていました。
    急な階段や勢いよくしめないとしまらないトイレのドアに皆で笑いながらも民家にたくさんの親子やボランティアがつどい、温かくイキイキとした姿があふれている様子はとてもまぶしかったです。
    私たちのまちにも「親子のセカンドホーム」が実現したのだと感動しました。
    理事 間島いずみ

  • 2003

    子育て広場が
    善通寺市の委託事業に

    小さな民家には毎日親子が集うようになり、子どもたちの元気な声や笑顔があふれるようになりました。

    常設の子育て広場を開設していること、子育てフォーラムや親子コンサートの開催などにも挑戦し、少しずつくすくすとつながる親子が増えてきました。

    子育て広場は2003年より善通寺市の委託事業として活動を継続していくことができるようになりました。

  • 2004

    子育て支援総合コーディネート事業・児童デイサービスすまいる スタート

    くすくすは障がいのある・なしにかかわらず親子がつどえる場所にしたいという想いから当時まだ西讃ではじめてとなる障がいのあるお子さんのデイサービス「すまいる」を開所。

    同じ民家のひとつ屋根の下、子育て広場とすまいるの子どもたちが一緒に過ごしたり楽しい時間を過ごし共に成長していようになりました。

    現在の利用者支援事業にもつながる子育て支援総合コーディネーター事業もこの年にスタートしました。

    香川県や善通寺市とも協力して「全国つどいの広場事業実践交流セミナー」を善通寺で開催し子育て支援活動を行う各地の仲間と出会えたこともくすくすの大きな力になりました。

    エピソード

    温かい居場所

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    温かい居場所

    私とくすくすの出会いは、民家ですまいるを利用しはじめた時、ダウン症のある息子が生まれたことがご縁になります。
    初めての子育てで、ましてや障がいのある子どもをこれからどんなふうに大きくしていけばいいのか、不安や心配や悩みが止めどなくあふれ出てくる日々でしたが今、こうして乗り越えられ親子明るくたくましく過ごせていられるのも、くすくすスタッフの皆さんがつくられるプラットホームのような温かい居場所がありそのおかげだったと思っています。
    これからは先輩ママとして微力ですがくすくすのお役に立てればうれしいです。
    理事M

    エピソード

    全国の同志に勇気を!

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    全国の同志に勇気を!

    手探りでひろばの自主運営をしていた2004年、私が初めて全国セミナーに参加したのが善通寺でした。
    第3回全国つどいの広場事業実践交流セミナーinぜんつうじで、くすくすのひろばを見学した時、とても勇気をいただいたことを鮮明に思い出します。
    ひろばにとどまらず、さまざまな事業を展開しながらも、目の前の困りごとに寄り添う姿勢は変わっていないことを心強く思います。
    子育て支援関係者0さん

  • 2005

    みんな子育て応援団大賞受賞

    県内で初めて子育て支援と障害児デイサービス事業を併設したくすくすの先駆的な取り組みに対して香川県から表彰していただきました。

  • ふれあい体験活動がスタート

    善通寺市立東中学校のご協力をいただきながら、子育て中の親子が授業に参加したりお昼休みを利用して親子とふれあったり、中学生は赤ちゃんを抱っこしたり、おむつ替えをしたり、ミルクをあげたりお互いにぬくもりと温かさを感じる交流がはじまりました。

    エピソード

    ふれあい赤ちゃん1年生

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    ふれあい赤ちゃん1年生

    乳幼児親子と中学生のふれあい体験の活動がスタートした時に、私は6ヶ月の赤ちゃんを連れて子育て広場を利用していました。
    幼いわが子を中学生が抱っこしてくれたり「小さくてかわいいなぁ〜」と言ってくれてとても嬉しく、我が子も中学生になったらこんな風になるのかなぁ〜と想像したものです。
    当時、赤ちゃんだった長男は大学生になり、くすくすの子ども食堂やすまいるでアルバイトをするまでに成長しました。
    あの時「かわいいね」と言われたわが子が、今度は子どもたちを「かわいいなぁ」とお世話するようになっていることが循環支援だなぁ〜と改めて嬉しく感じています。
    スタッフ Y.M

  • 2006

    民家は毎日活気であふれ、学生ボランティア・地域ボランティアも沢山来てくださるようになりました。夏休みこども探検隊でお出かけしたりキャンプをしたり、また子育て支援講座で親同士が学びあう機会も増えていきました。

    エピソード

    ボランティアをはじめて

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    ボランティアをはじめて

    大学在学中、基礎実習の場所として選んだのがくすくすでした。
    その後も大学講義の空き時間などを利用して子育て広場に顔を出していました。
    色々なイベントを通じて人とのつながりができてなくてはならない存在になっていました。
    普段の子育て広場や子夢の家だけでなく、夏休み探検隊や野外活動など、顔を出していると自然に子どもたちも慕ってくれてうれしかったですし、親御さんやスタッフの方々とも貴重な話ができて日々が充実していたと思います。
    これからも賛助会員、そして社会人ボランティアとして微力ながら応援していきたいです。
    ボランティア・賛助会員Sさん

  • 2007

    活動拠点を善通寺市子ども・家庭支援センターへ

    楽しい思い出がいっぱいの民家とお別れし子ども家庭支援センター内で新たに拠点を始めることに。より多くの親子が集えるように変化しました。また子ども課や保健師、助産師、栄養士など行政との協働・連携も盛んになっていきました。

  • 2008

    子夢の家開所

    市内金蔵寺の民家で2か所目のひろばをオープン。アットホームで季節を感じながら自然を楽しむ野外のあそびが魅力の子夢の家にたくさんの親子が集うようになりました。地域に出向いた活動として高齢者との交流もスタートしました。

    エピソード

    子夢の家に込めた思い

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    子夢の家に込めた思い

    平成14年4月、古民家で開設した子育て広場の拠点を平成19年4月に子ども家庭支援センターへ移転してからより多くの親子が利用できるようになり、また保健師さん・助産師さんたちと更に予防型支援での視点の中で連携をしながら親子を支えることができました。
    しかし、子どもたちが育つ環境を考えた時にあそびの自然体験ができる環境の中で育ってほしいという思いと、親子の日常生活の線上にある民家だからこその豊かな暮らしへの想いが強くなりました。
    当時、くすくすが借金をすることも難しかったので、草薙が個人で借金をして覚悟の思いで子夢の家を建てた経緯があります。
    親子とともに過ごした古民家での経験から「子育てひろば」への強い想いが募り、親子の豊かな暮らしの場を一からつくりあげたい!その想いの形が子夢の家という居場所をつくりあげたのです。
    子夢の家は子どもの夢を育むみんなの居場所として開所から約16年、のべ10万人以上親子や地域の人が利用してくださっています。
    一人ひとりの親子の成長と笑顔・幸せをいつも願いながら、ともにあることを大事に今もすすみ続けています。
    理事長 草薙めぐみ

  • 2009

    バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰内閣府特命担当大臣表彰奨励賞受賞

    子育て広場と児童デイサービスを併設し障がいのあるなしにかかわらず共に成長できる子育て支援の場づくりを推進していることを表彰していただきました。この年、地域子育て支援拠点事業が児童福祉法第2種社会福祉事業として法制化。くすくすの子育て広場も無料化し、より地域に開かれたセカンドホームになっていきました。

    エピソード

    パパ支援のはじまり

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    パパ支援のはじまり

    当時はパパが子育て広場に来ることも少なく「お父さん応援プログラム」を開催しました。
    この時は参加者を募るのにも大変苦戦しましたが、パパの声を聴く貴重な時間でした。
    最近ではパパが子どもと一緒に子育て広場や子夢の家に遊びに来る姿もあたりまえになっています。
    これからも親子にとって気軽に集える場でありたいです。
    理事 玉野久仁子

  • 2010

    ツインズひろばのスタート

    多胎児支援をスタートしました。子育て応援マップの改訂版を作成・発行して善通寺市の子育て支援情報の発信にも力を入れました。

  • 2011

    ふらっとふぁみりースタート

    障がいのあるママたちのつどい「ふらっとふぁみりー」がはじまり一緒にお花見をしたりクッキングをしたりするようになりました。

  • 2012

    すてっぷ 開所

    当時まだ中高生を対象とした放課後等デイサービスが県内にはありませんでしたが、すまいるで成長した子どもたちが中高生になっても通える「すてっぷ」を新たにオープン。11月には10周年記念セレモニー「くすくす感謝祭」を開催し多くのご来賓の方々、地域の方々、親子が一緒にお祝いしました。

    エピソード

    すてっぷ誕生!

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    すてっぷ誕生!

    開所当初のすまいるでは、未就学から18歳のお子さんまでが利用していました。
    年齢幅が広いことで、活動内容や年齢ごとの関わり方に限りがあることを考えて、中高生の居場所づくり「すてっぷ」がスタートしました。
    「すてっぷ」という名前は、次の成長への足がかりになるように、またジャンプにつながる助走や足踏みの気持ちを込めて、利用者が名づけてくださいました。
    「ただいま~」と子どもたちが学校から一気に帰ってきて、小さな玄関は大きな子どもたちでぎゅうぎゅうでいつも賑やかです。
    「今日も頑張った~」「おなかすいた~はよ、おやつ」「今日の○○、絶対スタッフに話そっ」などいろいろな表情を見せてくれます。
    すてっぷに子どもたちが帰ってくるあの時間が私の密かなる楽しみです。
    未就学でかわいかったあの子は、いつのまにか私を見下ろすほどに大きくなり、今やかわいいというより、かっこいい!すてき!という言葉が似合うおとなへと成長しています。
    スタッフM

  • 2013

    10周年記念セレモニー
    「くすくす感謝祭」

    多くのご来賓の方々をはじめ、地域の皆さま、親子にご参加いただき、励ましの言葉を頂きました。

  • 2014

    子どもと家族・若者応援団表彰内閣府特命担当大臣表彰

    子ども・若者を育成する活動及び子育てと子育てを担う家族を支援する活動において顕著な功績があった団体として表彰していただきました。地域の企業・商店などと協力してキッズお仕事体験活動にも挑戦しました。

  • 2015

    キッズお仕事体験inぜんつうじ

    前年度に続いて市内13か所の工場・農園・お寺・商店・福祉施設などにご協力いただき、小学生が楽しみながら社会の仕組みを学び、働き、暮らしていくことの喜びを体験しました。

  • 2016

    法人設立13周年記念講演会

    初代理事長でもある日本福祉大学渡辺顕一郎教授をお迎えして記念講演会「子どもたちのためにコミュニティができること」を開催しました。

  • 2017

    おやこっとスタート

    NICUを経験した親子の集い「おやこっと」医療的ケア親子が安心して集える「おやこっとCARE」をスタートしました。またパートナーシップ講座も開催したくさんのご夫婦がたくさん参加してくださいました。

    エピソード

    小さな思いから

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    小さな思いから

    三番目の長男に先天性疾患があり、NICUで過ごした後も医療的ケアや通院が続くという不安で多忙な幼少期を過ごしました。
    そんな経験から「同じ思いのお母さんと気兼ねなく話したい」「気持ちを分かち合いたい」と思い、2017年に「おやこっと」を立ち上げました。
    普段話しづらいこと、これまでのつらかった涙も…すべてをありのままやさしく包んでくれる、そんな居場所になっていればいいなと思います。
    スタッフさいとう

  • 2018

    相談支援事業所くすくす
    スタート

    相談支援事業所くすくすを開設し障がい児のサービス利用をサポートできるようになりました。法人設立15周年記念講演会では佐竹台スマイルプロジェクト代表水木千代美さんをお迎えして講演会「子どもからおとなまで豊かに暮らせるまちづくり」を行いました。

  • 2019

    ほっこり食堂スタート

    特定非営利活動法人ADDS公開セミナー「地域の中で育む個別療育と子どもの発達を導きだす支援」を開催しました。また市内ではじめての子ども食堂をスタートし、子どもの居場所づくりに取り組みました。

    エピソード

    地域の応援したいを親子へ

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    地域の応援したいを親子へ

    ほっこり食堂は善通寺市内ではじめてできた子ども食堂です。全国で少しずつ子ども食堂が増えていましたが善通寺では前例がなく試行錯誤しながらのスタートでした。手順もやり方も分からないけれど誰もが参加できてほっとできる食堂にしようとスタッフだけでなく沢山のボランティアが協力するようになりました。毎月食堂を楽しみに親子が集うようになった頃、思いがけずコロナ禍に…緊急事態宣言とともに子ども食堂も休止することになりました。
    みんなで机を囲んで食事をすることが難しいけれど地域から集まってくる食料品を本当に困っている親子に何とか届けたい!そんな気持ちから誕生したのがほっこりパントリーです。
    今では地域の農家さん、うどん屋さん、お肉屋さん、パン屋さん、食品企業などたくさんの方々がほっこり食堂とパントリーを応援してくださるようになり温かい応援が毎日親子へと届いています。
    スタッフI

  • 2020

    ほっこりパントリースタート
    スミセイ未来大賞厚生労働大臣賞受賞

    コロナ禍の中で、ひとり親家庭や生活困窮家庭への食品配布をスタート。助成金をはじめ地域の方々が食品やお野菜などで応援してくださるようになりました。

  • 2021

    仮スペースでの事業実施

    子ども家庭支援センター改修に伴い仮スペースで事業を継続しました。設立当時くすくすを始めた懐かしい民家も事務所として再び使わせていただきました。

  • 2022

    子ども・家庭支援センター
    再オープン

    子ども家庭・支援センターが子どもライブラリーとしてリニューアルオープンし子育て広場やすまいるも改修された新しい環境で再スタート。法人は設立20周年を迎え、記念誌を発行しました。

  • 2023

    きもちっちスタート

    子夢の家の家庭的な環境をいかして学校への行き渋りなどのお子さんとご家族の居場所「きもちっち」をスタート。小・中学生にとっても安心して体験できたり、つながりを感じることができる場所となりました。

    エピソード

    娘と私の宝物

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    娘と私の宝物

    娘がはじめてくすくすを利用したのが、民家時代の広場でした。 広場のスタッフの方々が親子に寄り添ってくださり、とても励まされました。 娘の障がいを機に、すまいる・すてっぷに行くようになり、たくさんの出会いがありました。 娘と私の宝物になったと思います。先日、娘が同窓生さぁくるの活動に参加し、
    久しぶりに友だちやスタッフの方々に会えた笑顔は眩しかったです。
    すてっぷ卒業生ママ

  • 2024

    認定NPO法人格を取得

    くすくすの活動に賛同し応援してくださる方が100名以上になり香川県より認定NPO法人として認証していただきました。

これからも
親子のセカンドホームとして
歩みをつづけていきます

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